文法を覚えるためには

みなさんは文法を覚えることは得意ですか?? 私はめちゃくちゃ苦手でした。私の周りの英語が苦手な人たちもよく「文法が分からないから学習を進められない、つまらない」と嘆いています。実際に文法を覚えられないから挫折する人は多いですよね。今回の記事は「文法について思うこと」について書いていこうと思います。最後までお付き合いください!!
目次
- 文法って必要?#bunnpouttehituyou
- 文法をどのように覚えていくか#bunnpouwodonoyounioboeteikuka
★文法って必要?
#bunnpouttehituyou「当たり前に必要でしょ!」という声が聞こえてきそうですが、念のために説明させてください。
いわゆる文法学習なしで英語がペラペラになった人は確かにいます。例えば、ワーキングホリデーや留学により常に英語の中に身を置いていた人たちは、わざわざ意識的に文法を学習しなくても、正しい文法で感覚的に話せるようになることもあるでしょう。
しかし、そのような環境を持てない人は、やはり文法を意識しないと話せるようにはならないです。
まず大前提に、話すための表現がすでに頭の中にあるから、人はその表現を話すことができます。
英語環境に身を置ける人の最大のアドバンテージは、本人が意識しなくても大量のインプットを勝手に浴びることができるところにあります。その中で知らぬ間に多くの表現が蓄えられていき、何かを言いたいときにポロっと口から出てくることはよくあることです。とある表現に100回遭遇すれば、そのシチュエーションの共通項を無意識に自覚し、どんな場面で使うか、どのように使うかを知らぬ間に覚えていくでしょう。赤ちゃんが言語を覚えていくプロセスと同じですね。
しかし、大量のインプットを無意識に浴びれない人は、①自分でとある表現方法の存在を認識し→②その表現の意味、フォーマットを覚え→③アウトプット練習を行い→④完全に自動化(文法を意識しなくても話せる状態)していく、ということが必要です。一つの表現を100回浴びるチャンスが無いのであれば、意識的に浴びに行き、自分でその文法を話す感覚をものにしていかないといけません。
この①→②→③→④を様々な表現で行い、自分が会話に使える表現を一つずつ増やしていくことになります。文法学習とはこの1連の流れを行うことです。
「自分で環境を作れないからこそ、自分で意識して行う必要がある」
日本にいながら、英語を話せるようになるには、やはり文法学習は避けては通れません。
★文法をどのように覚えていくか
#bunnpouwodonoyounioboeteikuka結局のところ、文法を覚えていくことにおいて、どのような手法をとっても、①読む→②理解する→③英文を作る、問題を解く、というシンプルな手順は必ず踏むことになると思います。
そんな前提があるので、これさえやっておけば大丈夫!という便利な方法は存在しませんが、効率の悪いやり方というものは存在します。私自身何度も文法帳を復習していくうちに、「もっとこうしておけばよかった」と思うポイントが何回もありました。それらを避けれることで、文法学習が少しは楽しくなったり、ストレスがなくなったりします。それを紹介していきたいと思います。
①先に文法解説に使われる用語を学ぶ
とても大事です。文法解説を読んでいても理解できないことってないですか? 私は死ぬほどありました。全員に当てはまるわけではありませんが、解説内容が理解できない人の傾向として、そもそも説明文にでてくる用語が分かっていないことが多いです。例えば、自動詞の解説を読んでいるときに「この自動詞の後ろに続くのは副詞句になるので」と書いてあると、「副詞?句?」となってしまし、自動詞の学習どころではありません。説明文に含まれている用語たちを全部じゃなくてもいいのである程度理解しておくと、文法項目の学習においてストレスがかなり減ります。
これらの用語を理解せずに説明文を読むというのは、砂糖、醤油、酒、酢、ソース、焼く、ゆでる、炒める、揚げる、蒸す、の言葉の意味を知らないまま料理本を読むのと同じです。毎回知らない用語に出会い、いちいちそこで立ち止まると、ストレスが溜まって仕方がないですよね。まずは、説明文に出てくる用語をマスターしましょう。
最低でも以下の用語を理解しておくと、説明文が読みやすくなります。
| 品詞 | 名詞 | 動詞 | 形容詞 | 副詞 |
| その他 | 句 | 節 | 目的語 | 補語 |
「ここは形容詞節なので、、、」「目的語が必ず次にきます」「名詞的用法のときは必ず、、、」「副詞節のときは未来のことも現在形で、、」
ストレスを減らすためにも、用語の意味は必ず押さえておきましょう。
②AIを使って分からないものを調べていく
辞書で調べるのもメリットはありますが、AIのメリットの方が圧倒的に多いです。以下は各メリットを箇条書きにしています。
- めちゃくちゃ早い
- 自分が分からないところだけに焦点を当てて教えてくれる
- 分からない場合、自分が分かっていないところを整理して教えてくれる
- 自分専用の説明文を作ってくれる
- すぐに違う例文を作ってくれる
- イラストなどを使ってくれる
- 分からなかったところが履歴で残る
①で挙げている用語をAIで徹底的に頭に入れてから文法学習に臨むとめちゃくちゃ時短になるはずです。特に、①で挙げている用語たちは、文字情報だけで分からなかったり、明確なイメージが一回の説明だけでは分からないことが多いです。AIならどこまでも付き合ってくれます。各用語の意味だけでなく、それぞれの相関性までAIで掘り下げてみると、驚くほど文法説明が分かるようになります。
③4割理解したら次に進む
文法項目はたくさんあります。時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、比較、分詞、関係詞、、、いろいろありますが、どれも完璧に理解するのは時間がかかります。かつて私は一つを完璧に理解するまで次の項目に進むことができませんでした。自分の中で1ができていないのに、2が分かるわけがないと考えていたからです。しかし、その考え方は英語においては当てはまりませんでした。
例えば、数学の場合であれば、足し算のやり方が分かるから、分数の足し算ができる、割り算ができるから、分数の約分ができる、など、積み上げにより次のステージを目指すことができます。
英語はそれには当てはまりません。
英語の文法項目はそれぞれ横並びで、相関性を持っています。
時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、比較、分詞、関係詞などなどは、1,2,3,4,と積みあがっていくものではありません。
あえてイメージ化してみるなら、1,1,1,1,1,1,というような、それぞれ相関関係はあるものの、何かができないと何かを理解できないというようなことはありません(もちろん、主語や述語や品詞の理解は全手として必要ですが)。逆に言えば、文法帳の最初らへんのページの文法が分からないまま進んでみても、後半のページで「あ、あの文法はそういうことだったのか」と腑に落ちることもあります。1,2,3,の積み上げ式であれば、9まで到達して初めて10に進むことができますが、1,1,1,の横並び方式では、
「1を9回進めてみても、1のままの理解だったが、10回目の1で、初めてすべてのつながりが可視化され、最後の1がいきなり10になる」
という感覚があります。ある文法項目で理解しきれないところがあっても「う~ん、分からないところもあるけど、後々分かるかもしれない。次に進んでみよう」と、割り切って進むことで理解の効率が爆上がりします。ガンガン進んで、まず全体像をつかんでみましょう。
④力任せの暗記も悪くない
文法項目なのでルールがしっかりとあると思う人も多くいるでしょう。たしかに私も、英語は日本語よりかはルールがしっかりしていると思っています。しかし、やはり言語。例外がたくさんあります。すべてをルールの中で当てはめて理解しようとすると必ず限界が来ます。なぜなら
例外があまりにも多いから
例えば、可算名詞(数えられる名詞」と不可算名詞(数えられない名詞)について考えてみましょう、家具(furniture)はどちらでしょうか。
正解は不可算名詞です。家具は1個、2個と数えられないと考えます。家具の中には机(desk)や椅子(chair)という具体的な小分けがあり、それらは可算名詞です。
ならば、仕事(job)どうでしょうか。正解は可算名詞です。仕事は1個2個と数えられるそうです。
宿題(homework)はどうでしょう。不可算名詞です。どうですか? 統一性は感じますか?? 「これも数えようと思えば数えられるじゃん!」という声が聞こえてきました。
一つ一つに意味を追求すると限界を迎えます。なぜなら、そこに答えがないからです。大事なのは、「それはそういうもの」と割り切ることです。
そして、音読の反復によって脳に焼き付けましょう。doがなぜ過去分詞になるとdoneになるのか。答えはありません。「過去分詞になるとdoneになる」と覚えるだけで十分なのです。
書く、読む、聞く、読み上げる、五感を駆使して力任せに脳に焼き付けるのみです。
⑤すぐにアウトプットをしよう
言語習得論でもアウトプットは最高のインプットであると言われています。インプット(説明を理解する)が終わってからアウトプットするまでの時間が早ければ早いほど頭に刻まれます。アウトプットは簡単な英作文でOKです。
時制の勉強をするときに、時制の項目が終わってからアウトプットするのではなく、時制の最初の項目である、現在形が終わったらすぐに現在形のアウトプットをすることが大切です。
まじめな人ほど、何回も説明文を読み返して、アウトプットをしなかったりします。自分が理解できているかを知るすべはアウトプットのみです。アウトプットが成功して初めてインプットが成功したことになります。
今回の記事は以上です!!! みんながんばってね!!!!!