英語が話せるようになるために必要なこと

ほとんどの英語学習者が、最終的には「英語を話せるようにになりたい」と思いながら英語に向き合っていると思います。
これまでのブログ記事の中でも少し触れていますが、英語における能力は「英語力」一つでくくれるものではなく、大きく分けて4つに分類できます。
読む力、聞く力、書く力、話す力
この中でも話す力は特に具体的な伸ばし方が分からないし、伸びている実感もわきにくいです。
そこで今回は話す力に焦点を当てて、以下の内容について解説していきたいと思います。
- 話せているときの脳内
- 話す力を伸ばす具体的な練習方法
★話せているときの脳内★
英語をとっさに話せている人は、瞬間的にすべての文法知識と単語を理解しながら瞬時に組み立てて、完璧な英文を作っているのか。
答えはNOです。
話せる人は「勝手に浮かんでくる」状態になっています。
例えばスポーツである程度の実力がついてきたとき、とっさの判断で体を動かしていますよね。人はそのモーションのなかで「下半身のこの動きが、上半身に連動して、最後は上腕で力を放つイメージ」のように、具体的に脳内で何かを意識してはいません。
英語でも同じことが言えます。会社で「今お時間いいですか」と言いたいときに、「今はnowで、お時間いいですか?は、話しかけていいか?に変換して、疑問文の形にして、、、」を瞬時に処理してるわけではありません。
ほぼ条件反射的に口から”Can I talk to you now?”と出てきています。
つまり英語を話せるようになるためにも
条件反射的に英語が出てくる状態を作ることが大切です
もちろん、相手に何かを長く説明するようなときには、論理的に話そうとする中で、頭の中で組み立てる作業は行われていますが(それは日本語であっても同じこと)、その組み立てる作業の中でも、始めから一つずつ組み立てるような文法知識からの逆算などは行われていません。すでに頭に入っている大きなフレーズのまとまりたちを接続しているにすぎません。部品を組み立てて電車の車両を作り、その車両をつなげて電車を作るのではなく、すでに出来上がったいる車両をつなげるだけのイメージです。
英語を話せるようになるために、瞬間的に作文する力を作るわけはなく、言うべき英文がもう頭に入っていて、それを出すだけの状態にしておかなければなりません。
では、その状態をどうすれば作れるのか。
★話す力を伸ばす具体的な練習方法★
①正しい英文を反復して音読する
まずは英作文の参考書を用意します。初心者なら「スラスラ話すための瞬間英作文」「ユメサク」、上級者なら「英検1級英作文問題」「英検1級英作文問題 完全制覇」がおすすめです。そして、日本語に対応している英文を音読して、丸暗記していきます。丸暗記していくときに大切なのは、
「暗記する英文は、単語さえ入れ替えれば、この日本語訳の他の場面でも活用できる」
という意識を持つことです。
例えば”it is important for me to study English.”「私にとって英語を勉強することは大切だ」という英文を覚えたとき、色付きのところを変えれば
“it is difficult for him to get there by 10:00am.”「10時までにそこに着くのは彼には難しいです」という英文も作れる。さらには
“it will be difficult for him to get there by 10:00am.”「10時までにそこに着くのは彼には難しいだろう」というふうに、未来のことを話すこともできる。
その時の会話の状況によって一つのフォーマット(単語さえ入れかえれば他の内容も表現できる基礎的な骨組み)を使って色んな説明の仕方ができるようになります。
このように、英文を覚えるときは「単語を変えればこの場面でこんな話し方ができるな」と、日常のシチュエーションを思い浮かべながら英文を覚えていきましょう。そして、余裕があれば実際にその単語を入れ替えた英文を発音してみたり、AIに添削してもらったりして、自分のものにしていきましょう。
②暗記したい英文の和訳を見ながら、英文自体は見ないで英文を音読する
英単語の暗記とほとんど一緒です。単語帳というよりは、単文帳と考えるといいでしょう。英文のパターン、フォーマットを、和訳だけ見て再現できるようにしていきます。もし、1冊それができたら、日常会話で、話すことにおいてはほとんど困ることはないと思います。
英文のところを何かで隠しながら、日本語だけを見て、隠している英文を読み上げていきます。おそらく、何度も「思い出せない」「7割ぐらいしか言えない、、、、」と苦しむでしょう。それでOKです。その苦しみが、ゴールに近づいている証拠です。その苦しみは脳への刺激になり、ツルツルだった脳にたくさんのしわが刻まれて、英語の知識をストックしていくことになります。余裕が出てきたら単語だけ入れ替えて違う文も作りましょう。
③自分自身の文を作る
私は仕事上、英語で自己紹介をする場面が多くありました。その時に即興で自己紹介したことはありません。
覚えた英文を再生しただけになります。
何も考えず口から滑らかに出るほど、脳に刻み込まれている英文なので、人にはぺらぺらに移っているでしょう。英語を話せている状態とはまさにこの状態のことです。
ここで大切だなと感じたのは、「自分を説明するための、自分専用の英文」であるということです。
この世にたくさんの英単語がありますが、その中で自分がよく使う英語というものが必ず存在しています。私は大学時代に音楽活動をしており、その活動を生徒に話すとウケがいいのでよく話していました。その結果”When I was a university student”という英文を何度も発音しました。よって、「私が~だったとき」に関しては、どんなこともスムーズに話せるようになりました。
このように、自分がよく使うであろうフレーズ、フォーマット、単語は必ず存在します。まずはそれを抑えることで、会話の中で、自分のことを説明するときに、スムーズに話せるようになっていきます。
今日はここまで!!!!!!!
みんな頑張ってね!!!!!!!!